5月2週目、生育が早い品種は新梢が20~30cm程に伸び、2本のコルドンワイヤーで新梢を挟み込むタッキング作業を行いました。新梢がまだ柔らかい時期に地面と垂直に真っ直ぐに伸ばすことにより、風通しが良くなり病害虫予防に繋がります。また、葉が真っ直ぐに伸びている葡萄畑では作業に無駄な動きがなくなり全ての作業効率がアップします。さらに、新梢の根元が少し硬くなっている枝は、根元に丁寧に力を加えてねじる「稔枝(ねんし)」をします。稔枝をすることにより枝の繊維が柔らかくなり、風雨等で枝が簡単に折れやすくなることを防ぎます。