REPORT
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10月に入りすっかり秋らしくなりましたね。空には秋の雲が浮かんでいて、風が少し冷たく感じるようになりました。秋になると葡萄の樹は新梢を木質化し、芽を乾燥させます。そして、翌年に向けて樹に炭水化物を貯蔵し休眠期に入ります。葡萄栽培において、この緑色の新梢が堅く茶褐色に変化する木質化は「登熟(とうじゅく)」と呼ばれ、来年の発芽に大きく影響するため、冬場に行う仮剪定についても登熟具合を確認しながら進めていく必要があります。