東海地方では、今年は5月22日に梅雨入りとなりました。梅雨入りは例年より約2週間程早く、また5月の梅雨入りは10年振りのようです。葡萄栽培において、雨は「晩腐(ばんぷ)病」「灰色かび病」「べと病」等の病害をもたらす要因の一つです。毎日の観察や計画的な防除により、病害を防ぎ、梅雨時期を乗り越えたいと思います。今日の写真は第2農園のピノ・ノワールです。こちらの品種は、先週末から開花が始まりました。よく見ると、開花直前の蕾(緑色の帽子のような部分が花に押し出されて外れそうな状態)や花が咲いたもの(白い軸が数本出ている状態)を確認することができます。